このプチ中断の間に中断明け後(主に8月)を振り返ってみたい。
8月の川崎・鹿島・磐田・柏と続く連戦を14位という順位で迎えたJEF。勝ち点も19と例年の残留ラインを見るとかなり厳しい立場だった。中断明け当初、サポーター団体で想定していたのは3試合毎に勝ち点4をとっていないと残留は厳しいという見解だった。
そんな中でチームは川崎・鹿島と2連敗を喫す。次の磐田に勝っても3試合で勝ち点3。目標数字を下回る事態に加え、試合内容も変わる気配がなく、これまでは負けても次があると前向きにと言っていたサポーター団体もそんな場合じゃなくなっていたのが鹿島戦終了後。
もう後がない状態で迎えた磐田戦。先制され、常に追いかけるというこれまでなら落としてしまいそうなゲームを逆転で勝ち取った。これが選手にとってもサポにとっても大きかったのは言うまでもない。続く柏戦は負けはしたものの、選手の中には内容は一番良かったという声があったように、磐田戦の勝利から確実にチームが好転したと言えるだろう。
そんな中、残留争いのライバル大分をフクアリに迎えた一戦。試合結果は大味になったが、6点の内4点が試合終了間際に入ったことを考えれば、ある意味接戦をモノにしたのではないか。
そして新潟戦(見てないが)を1-0で勝利。結果としては中断明け後、6試合で3勝3敗勝ち点9と、想定していた3試合毎に勝ち点4を上回る結果となった。
順位自体は14位と変わらないが、総勝ち点28ということで10位名古屋までとは勝ち点3差以内に迫ってきた。もちろん下位チームも17位甲府が勝ち点21なのでそう差はないが、混戦のJリーグ一つずつ勝っていけば、まだまだ上に行けるだろう。